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リップ(唇)のアートメイクとは?痛みやデメリット、値段や経過について徹底解説!

アートメイク基礎知識
リップ(唇)のアートメイクとは?痛みやデメリット、値段や経過について徹底解説!

リップ(唇)のアートメイクとは?痛みやデメリット、値段や経過について徹底解説!

顔のメイクの中でも、リップは特に重要なパーツ。アートメイクでも多くのクリニックが、ハイレベルな施術を提供しています。リップのアートメイクに興味を持ったとき、多くの人が気になるのは、下のような点でしょう。

この記事では、上記の内容に加えてリップアートメイクの痛みデメリットなどの知識もまとめて解説します。これからリップアートメイクの施術を受けたいと考えている人には、きっと役立てていただけるでしょう。

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目次

リップのアートメイクとは

リップのアートメイクとは、専用針を使って唇に色素を定着させる施術です。メニューでいえば、以下の2つに大別できます。

リップライン:輪郭に着色、フルリップ:全体に着色

施術自体の原理は、他の部位のアートメイクと共通します。

まず、針を刺す深さは外側0.01~0.03mm。一番外側の層で、表皮層の中の「角質層」です。この角質層で注入された色素が、表皮層の次の層である「真皮層」に届きます。

真皮層に届けるのはタトゥーと同じです。しかし、同じ真皮層でも層の深さが下のように異なります。

アートメイク、タトゥー

アートメイクの色素が数年でほぼ消えるのは、この「真皮浅層」に色素を入れているためです。

リップライン:輪郭に着色

リップラインは、唇の輪郭に着色するものです。リップラインだけで終わることもあれば、他の技法と組み合わせることもあります。

(たとえば多くの院で見られるメニューであるハーフラインリップは、リップラインと唇半分のグラデーションを合わせたものです)

リップのアートメイクの最終目標は「綺麗に見せること」であるため、リップラインでどのような施術をするかは、クリニックごと・施術者ごとに異なります。

フルリップ:全体に着色

フルリップは、唇全体に着色する施術です。「全体にどのように着色するか」は、目指すスタイルによってさまざまです。

  • 単一の色を薄く入れる
  • グラデーションをつける
  • 半分の位置まで入れる

といった具合です。詳しくは「技法」の段落で説明します。

リップアートメイクはどのような人におすすめか

リップのアートメイクは、以下のような人におすすめです。

  • リップの血色を良くしたい
  • 口角を上げたい
  • 唇の形が左右対称にしたい
  • 毎朝のメイクの手間をなくしたい
  • すっぴんに自信を持ちたい
  • メイク直しの手間を省きたい

上記の内容は、リップだけでなく「メイク全般」についての希望も含んでいます。こうしたメイク全般についての希望は、眉毛アイラインのアートメイクも施すことで、さらに満たしやすくなります。

リップのアートメイクの施術方法

リップのアートメイクは、一定のスキルを持つ施術者さんであれば、通常のメイクと同様に繊細な表現が可能です。施術の方法を表でまとめると、下のようになります。

術式:手彫り・マシン彫りの2通り(併用も多い)、技法:3D・グラデ・オーバー・イン・ハイライト・シャドウなど7通り、染料:BioTouch・PHI BROWS・Softapなど多数

それぞれ詳しく説明していきます。

術式:手彫り・マシン彫りの2通り(併用も多い)

術式は、大別すると手彫り・マシン彫りの2通りに分かれます。

マシン彫りは、先端に針がついたペン状の施術器具を用いるものです。色素をムラなく均一に入れられるため、リップやアイラインの施術で特によく用いられます。手彫りはマシンよりも繊細な表現に適しているため、アートメイクでは眉毛やヘアラインに用いることが多いものです。

リップの施術では、片方だけを用いるクリニックもあれば、併用するクリニックもあります。施術者ごとの個性や、クリニック全体で提供するリップのメニューによっても異なるため、どちらの術式が良いという答えはありません(それぞれに長所があります)。

技法:3D・オーバーリップ・インライン・ハイライトなど

技法は主に下の4通りがあります。

3D(グラデーション):立体的にする。暗色から明色まで色を重ねて徐々に変化させる、オーバーリップ:唇の輪郭の外側まで着色。唇を大きく見せたいときに有効、インラインリップ:オーバーの逆。輪郭の内側1~2mm程度のラインで着色。唇を小さく見せるのに有効、ハイライトリップ:3D(グラデ)の明色のみを使う。白い色素などを用いる

上記の他には、グラデーションをさらに応用した技法として、以下のようなものもあります。

シャドウリップ:真ん中部分のみグラデーションで色を入れる輪郭は取らない、ハーフラインリップ:グラデーションを唇半分の位置まで入れる。合わせてリップラインも入れる

テクニックの分類は、アートメイクのスクールやクリニックによって異なるものです。2020年時点で全国のクリニックのメニューを統合すると、おおよそ上記のような分類をできる、というスタンスで理解してください。

3D・グラデーション

3D

リップアートメイクの3Dとは、言葉のとおり「唇を立体的に見せる技術」です。「グラデーション」と呼ぶクリニックやアーティストさんも多く、どちらも等しく使われている呼称です。

この3D・グラデーションですが、基本的に色の濃淡をつけることで立体感を出します。明るく見せたい部分にはアクセントとしてハイライトを入れることもあります。

この手法は、通常のメイクとも共通するものです。現代のリップアートメイクでは、こうした「通常メイクに近い表現」もできるようになっています。

オーバーリップ(アウトライン)

オーバーリップ

オーバーリップは「唇より大きくラインを描くメイク」です。これはアートメイクの技法にも導入されています。

ただ、アートメイクの場合はオーバーリップを控えめにするクリニックが多くなります。施術するとしても「唇の形を整える程度」など、控えめなパターンがよく見られるものです。

なぜ控えめにするのか

この理由は下の2点です。

  1. オーバーリップは「やり過ぎ」になりやすい
  2. 皮膚部分と唇部分は、染料の発色が違う(これが特に大きい)

オーバーリップは「実際の唇より大きく描く」ため、他の技法よりも「やり過ぎ」になりやすいわけです。それを色が残るアートメイクで行うことになるため、クリニック側も慎重になります。

もう一つの理由は特に重要なもので、そもそも皮膚部分と唇部分で染料の発色が違うためです。この点は下の段落で詳しく説明します。


唇と皮膚で発色が異なる理由

これは複数あるのですが、わかりやすいのは表皮が薄いこと。表皮が薄いと、奥にある真皮の色がよく見えます。

表皮には血管がありませんが、真皮には血管があります。そして、血管には赤血球のヘモグロビンがあります。

ヘモグロビンは「血色素」という天然の色素です。天然の色素とアートメイクの色素がぶつかるため、発色にも影響が出るのです。

インラインリップ

インライン

リップメイクのインラインとは「唇を小さく見せる技法」です。実際の輪郭より1~2mm程度内側だけに色を塗ることで、唇が小ぶりに見えます。大きな唇を小さく見せたいときに有効です。

アートメイクでもインラインのリップは可能です。ただし、オーバーリップと同じく過剰なデザインは推奨されません。

ハイライトリップ

ハイライト

3Dやグラデーションの「明」に当たる技法がハイライトです。3Dやグラデーションをつけずに「ハイライトだけを入れる」というケースもあります。

ハイライトでは白い色素を入れます(アートメイクには白の色素もあります)。技法として用いるだけでなく、単独のメニューとして提供されているクリニック様も複数存在します。

シャドウリップ(シャドーリップ)

シャドウリップ

シャドウリップは、下のような技法です。

  • 真ん中部分のみ着色する
  • グラデーションで色を入れる
  • 輪郭(リップライン)は着色しない

簡単にいうとフルリップのグラデーションで、縁取りはしないやり方といえます。

ハーフラインリップ

ハーフラインリップ

フルリップ+リップラインの施術を「唇の半分の位置まで」行うものです。

  • 半分の位置までグラデーションを入れる
  • リップライン(輪郭)も取る

「フルリップより控えめにしたい」というときに、適した技法といえます。

染料:BioTouch・PHI BROWS・Softapなど多数

染料(ピグメント)は、以下のようなブランド・メーカーの製品が特にメジャーなものです。

英語名 日本語読み
BioTouch バイオタッチ
PHI BROWS フィブローズ
Softap ソフタップ
Kolorsource カラーソース
PBS BROWS PBSブローズ
Colorica カラリカ
PERMA BLEND パーマブレンド

染料に用いられる色素は、化粧品の用途でFDAに認可されているものがあります。アートメイクの色素で「FDA認可」という場合、この「化粧品の用途での認可」を指します。

PHI BROWSは、世界各国にアートメイクスクールを展開するPHIグループのブランドです。BROWSはアイブロー(眉毛)用であるため、リップ用ではPHI CONTOUR(フィカンター ※読みは推測)が用いられます。

リップアートメイクの施術の流れ

カウンセリング→診察→デザイン→麻酔→施術

施術を受けることを本格的に考えている人は、流れについても気になるでしょう。ここでは、リップアートメイクの施術の一般的な流れについて説明します。

① カウンセリング:肌質や体質を確認

カウンセリングでは、なりたいイメージや普段の生活、普段しているメイクなどについてヒアリングを受けます。体調や既往症などの情報も、基本的な内容はここで伝えます。

② 診察:医師や状態を正確に診断し説明

診察では、健康状態や肌質・体質について、医師がさらに正確に診断します。そして、施術の内容や副作用などのリスクについても丁寧に説明します。

③ デザイン:血色・骨格・表情筋などの要素を考慮

リップのアートメイクでは、骨格や表情筋に加え、唇の血色などもデザインに大きく影響する要素です。これらの要素を考慮しつつ、実際に色素を手や顔などにつけ、色合いを確認しながらデザインを話し合います。

④ 麻酔:塗布・局所注射・笑気などの種類を用いる

基本の麻酔は塗布麻酔(クリーム・ジェルなど)です。リップは痛みが大きいため、局所注射麻酔を合わせてすることもしばしばあります。また、クリニックによっては笑気麻酔を用いることもあります。

⑤ 施術:クーリングやアフターケアも含む

実際の施術の所要時間は、1~2時間程度とされます(これは施術の内容やクリニックによって大きく異なるものです)。

施術が終わった後は、唇を冷やすクーリングや、その他のアフターケアを行います。状態を確認して問題なければ、施術完了です。

リップアートメイク施術後の経過・ダウンタイム

リップのアートメイクの施術を受けた後、どのような経過で唇が変わっていくのかも、気になる点でしょう。また、ダウンタイムがどれだけあるかも気になる人が多いかと思います。

個人差はありますが、リップアートメイクのダウンタイムは約1週間です。ここでは、そのダウンタイムも含めた施術後の経過をまとめていきます。

① 当日~2日程度:腫れや痛みが出ることがある

個人差がありますが、施術当日から2日程度、腫れや痛みが出ることがあります。耐えられないほどの痛みが出ることは稀ですが、クリニックによっては痛み止めをもらうこともできます。

② 翌日~1週間:かさぶたが剥がれる

翌日から唇に白いかさぶたができ、1週間程度かけて徐々に剥がれていきます。このかさぶたは無理に剥がさないようにしてください。

リップの施術直後は色が濃いのですが、かさぶたが剥がれた段階で表面の色が落ちるため、ナチュラルな薄い色になります。

痛みがなくなるだけでなく、皮膚の状態が元に戻るまでの期間という意味で、この施術1週間がリップアートメイクのダウンタイムといえます。

③ 1週間~1カ月:徐々に発色が良くなる

1週間~1カ月の間に、徐々に発色が良くなっていきます。奥にあった色素が再び表面に出てくるためです。

④ 1カ月~2カ月目:リタッチが可能

リップに限らず、アートメイクは色を定着させるために2回以上施術するケースが一般的です。2回目の施術(1回目のリタッチ)は、1カ月~2カ月目で可能となります。1カ月後に施術するクリニックもあれば、2~3カ月後としているクリニックもあります。

⑤ その後:2~3年持続(短くなる・長くなることも)

その後、2~3年かけてほぼ消失するくらい薄くなります。この期間は人によって前後するもので、短くなることも長くなることもあります。

たとえば、下のような条件では色落ちが早くなります。

  • 代謝がいい(これは良いこと)
  • ピーリングなどの外部刺激を与えた
  • 施術が控えめだった
  • 定着率の低い染料を使っていた

色持ちが長くなるのは、上記とは逆のケースです。ただ、アートメイクは完全に消えるわけではなく「理論的には、ほんのわずかに残るもの」です。

その「残る部分」がゼロに近づく方がいいため、期間が長くなるよりは、2~3年でほぼ消える方が良いといえます。

以下の記事で、アートメイクのダウンタイムについてより詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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リップアートメイクのメリット

リップのアートメイクには、下のようなメリットがあります。

  • リップの血色を良くし、健康的な雰囲気になる
  • 口角を上げることで、明るい表情になる
  • 形を左右対称にすることで、より美しくなる
  • メイクの時短によって、朝ゆったり過ごせる
  • すっぴんに自信を持てるため、生活が楽しくなる
  • メイク直しが楽なので、外出が楽になる
  • 2年~3年でほとんど消えるため、後戻りできる

その他、リップ特有のメリットとして「グラスに口紅がつかなくて飲食がしやすい」なども挙げられます。

リップアートメイクのデメリット(リスク・注意点・失敗例)

リップのアートメイクにはデメリットもあります。ここでは「費用がかかる」などの当然のデメリットは除外し、主なリスクと注意点、失敗例について説明します。

リスク:一時的にシミができることも(数カ月で治る)

リップのアートメイクは、唇にとっては刺激です。唇は摩擦などの刺激に対して、色素沈着を起こすことがあります。

あるクリニックでアートメイクを手がける女性医師の方も、公式ブログで以下のような内容を書かれています。

  • 施術で一時的にメラニン色素が増えることがある
  • それにより、色素沈着・シミ・黒ずみが出る場合がある

ただ、この場合も「一時的なもので、数カ月もあれば改善する」という旨が、合わせて書かれています。実際、唇のアートメイクで「色素沈着が起きた」という失敗談はあまり聞かれません(失敗談の大部分はデザイン面のものです)。

そのため、医学的にはこのような可能性もあるものの、過剰に気にする必要はないといえます。

注意点:唇の血色によって発色が変わる(血色が良いほどいい)

リップのアートメイクの発色は、唇そのものの血色によっても大きく変わります。

  • 血色が良ければ、何もしなくても健康的に赤い
  • 血色が悪ければ、色素を入れてもまだ暗いことがある

上記のような違いです。そのため、体そのものを健康にして血色を良くすることも重要です。血色がアートメイクの発色にも影響する理由は、ヘモグロビンが天然の色素であるためです。

この点については「唇と皮膚で発色が異なる理由」の段落で解説しています。

失敗例:「濃すぎる」が最も多いパターン

リップのアートメイクの失敗談で圧倒的に多いのは「濃くなり過ぎた」というもの。同じデザインの失敗でも、眉毛と違い「形」ではないのが特徴です。

  • リップでは、形は眉ほどいじらない
  • ひたすら色をいじることが多い
  • そのため、失敗は「色」になる

ということ。色が「薄すぎた」という失敗については、あまり聞かれません。理由として考えられるのは、施術直後のリップは成功していても必ず濃くなるためです。

そのため「薄すぎる失敗」は、施術直後はちょうどよく見えるわけですね。1カ月以上して気づくことが多いのですが、そのときには時間が経ちすぎて、本当の原因がわかりにくくなっています。

このような理由で、デザイン面での失敗談はもっぱら「濃すぎた」というものになるのですが、「施術直後に濃いのは正しい姿」ということを、事前によく理解して施術を受けていただけたらと思います。

リップアートメイクの副作用・痛み・禁止事項

リップのアートメイクは安全なのか、副作用や痛みなどの情報を見て判断したいという人もいるでしょう。また、生活に影響がないかを知るために「施術後の注意事項」が気になる人もいるかと思います。これらの要点をまとめると、下の表のとおりです。

副作用:腫れ、痛み、口唇ヘルペスなど、痛み:本来眉より痛いが、各種麻酔があるので変わらない、注意事項:ヘルペス防止の薬を3日間服用など

それぞれ詳しく説明していきます。

副作用:腫れ、内出血、口唇ヘルペスなど

リップのアートメイクでは、腫れ、痛み、内出血、赤み、突っ張り感などの副作用が起きることがあります。痛みについてはこちらの段落で詳しく解説しています。

まれに起きる副作用としては、以下のものが挙げられます。

  • アレルギー
  • 細菌感染症
  • 血管閉塞

ここまでの内容は「アートメイク全般で起きうる副作用」です。リップならではの副作用としては「口唇ヘルペス」が挙げられます(クリニックから渡される予防用の薬を飲んでいれば、ほとんどかかることはありません)。

口唇ヘルペスとは何か

口唇ヘルペスとは、唇に小さな水ぶくれが集まって炎症を起こしている状態です。

ヘルペスに感染する部位はほとんどが唇か性器です。簡単に分類すると、唇が単純ヘルペス1型、性器が単純ヘルペス2型となります。つまり、同じヘルペスでも性器にできるものとは別の種類です(細かい区分では)。

なぜ唇のアートメイクでヘルペスのリスクがあるのか

これは、ヘルペスの原因の1つが「外傷」であるためです。リップのアートメイクは軽度の外傷に当たります。

処方された薬を飲んでいる限りは、傷口からウイルスが侵入しても症状を抑えられます。しかし、

  1. 処方薬を飲まなかった
  2. 抵抗力が落ちている状態だった

という時には感染リスクが上がります。特に②の問題を避けるため、体調が悪いときには施術を受けるのを控えるようにしましょう。

痛み:本来眉より痛いが、各種麻酔があるので変わらない

唇は感覚神経が発達しているため、痛みに敏感です。そのため、眉毛の施術などと比較すると、麻酔を強めにかけます。

塗布麻酔に加えて注射麻酔を用いるクリニックも多く、場合によっては笑気麻酔も用います。注射麻酔の痛みについては個人差があるものの「歯医者さんの注射麻酔と同程度」です。

クリニックによっては痛み止めを処方できることもあるため、事前に電話やメールで問い合わせをするのもいいでしょう。また、施術前に(自分の体に合うことがわかっている)痛み止めを飲むことを、推奨されているクリニックも存在します。

禁止事項:3日間薬を服用、5日間飲酒禁止など

リップアートメイクの施術を受けた後の注意事項をまとめると、下のようになります(日数は目安で、術後のものです)。

3日間:ヘルペス防止の薬を、毎日朝夕の2回飲む、5日間:飲酒禁止、1週間:リップメイクを避ける、1週間:サウナ・水泳を避ける

その他に意識すべき点としては、

  • 腫れたらアイスパック(保冷剤)で冷やす
  • 角質(かさぶた)は無理に自分で剥がさない

などが挙げられます。

リップアートメイクの値段(費用・料金)の相場

リップのアートメイクの施術費用の相場は、おおむね下の表のようになります。

リップライン:58500円、フルリップ:74000円

コストパフォーマンスも大事ですが、医療の施術でもある以上デザインのセンスや施術の安全性・信頼性の方が重要といえます。クリニックを選ぶ際は費用も見つつ、総合的な信頼性を見るようにしてください。

この点も含めて、アートメイクのクリニックの選び方については下のページで詳しく説明しています。

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費用を安くする方法としては「モニターで受ける」という手段が一般的です。モニターは、信頼できるクリニックであれば、良質な施術をリーズナブルに受けられる非常にいい選択肢といえます。

韓国でのリップアートメイクについて

その他の方法として、韓国での施術を選ぶ人もいます。韓国が選ばれる理由として最も多いものは、費用が安いことです。

しかし、飛行機代が数万円は必要になります。リップのアートメイクの場合、2~3回の施術が必要になるため、飛行機代だけで6~9万円ほどかかります。このため、施術代だけなら日本より安く見えても、トータルでは意外に高くなることが多いものです。

韓国が好きで「韓国旅行のついで」と考えることもできるでしょうが、出費自体は確実に膨らみます。加えて、韓国での施術には下のような注意点もあります。

  • 情報を入手しにくいため、いいクリニックを探しにくい
  • 言葉が通じないため、希望のイメージを伝えにくい

2つ目については通訳を依頼するという選択肢もあります。しかし、通訳の方のギャラまで考えると、日本での施術よりさらに高くなると考えていいでしょう。

いいクリニックを探すのは、母国語の日本語でもそれなりに難しいものです。韓国で日本と同レベルに信頼できるクリニックを探すのは、言語の面でかなり難しいことであると理解してください。

(なお、アートメイクの費用についてはリップも含めた各部位で、下のページに詳しい情報をまとめています)

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まとめ

リップの施術は眉毛やアイラインと比べて、対応している院がやや少なめになります。特に地方に住んでいる方の場合、眉毛やアイライン以上に、エリアを広げてクリニックを探す必要があるでしょう。

アートメイクモアでは「地域×施術内容」で絞り込むことで、リップの施術をできるクリニックを簡単に見つけられます。掲載されている院はすべて当サイトが独自に設けた厳しい審査基準をクリアし、アンケート調査でも高い評価を得ているクリニックです。

このように厳選された院のみから絞り込むことができるため、リップの施術でも、お住まいの地域で信頼できるクリニックをスムーズに見つけられます。ぜひ下記の検索フォームから「エリア×リップ」で、お近くのクリニックを検索してみてください。