よくある質問
回答監修医師
クリニックについて
サロンのアートメイクとクリニックのアートメイクの違いは?
アートメイクは医療行為のため、クリニックでしか施術できません。
アートメイクは日本の法律では医療行為と定められており、サロンでの施術は違法となります。そのため、医師免許保持者または医師の下、指示を受けた看護師のみ施術が可能とされています。
サロンや個人によるアートメイクはクリニックに比べ金額も低く設定されていることが多いですが、無資格業者による健康被害も相次いでいるため気を付けましょう。また、サロンと医療機関・クリニックとでは衛生管理面や安全面が全く異なる認識はもっておきましょう。
海外(韓国など)と日本のアートメイクの違いは?
細かいニュアンスを伝えるのが難しかったり、衛生面の違いがあります。
海外は日本と違いアートメイクは医療行為にならないところもあります。そのため、何か問題があった際のアフターフォローが不完全です。日本の医療機関で施術し、その後皮膚トラブルなど問題が生じた場合すぐ来院・対応が可能ですが、海外では難しくなるということが一番のリスクとなります。
また言葉が通じず、自分のなりたいデザインを伝えることも難しいでしょう。日本人に合ったデザインにしてくれるわけではないので、デザイン自体の違いも大きいです。
痛み・リスクについて
アートメイク施術中の痛みはある?
あります。但し、麻酔薬を塗布して施術を行うため安心して施術を受けられます。
痛みの感じ方は個人差がありますが、麻酔薬を塗布してから行うため、安心して施術を受けられます。麻酔の方法もクリニックによって、塗る麻酔・笑気麻酔・注射などあり、施術中にどうしても痛いようであれば追加で麻酔をしてくれるところもあるため、我慢せず痛い場合は施術者に伝えましょう。
アートメイクと刺青は何が違う?
アートメイクは刺青よりも皮膚の浅い層に入れていくので、永久に色素が残りません。
そのため、1回では定着せず、2~3回に分けて少しずつ施術し定着させます。
アートメイクをするとMRIが受けられなくなる?
アメリカFDA認可の染料であればMRI検査も問題なく受けることができます。
アートメイクの染料によっては金属成分(酸化鉄)を多く含まれ、MRI検査が受けられないというケースもありますが、アメリカFDA認可の染料であればMRI検査も問題なく受けることができます。
アートメイクを受けることができない人はいる?
体質、アレルギー、妊娠中や持病によってできない場合があります。
ケロイド体質や金属アレルギー、アトピーがひどい方はカウンセリング及びパッチテスト・スクラッチテストを受けてからの施術をお勧めします。
また、糖尿病(数値にもよります)、血液関係の病気、ペースメーカーの入った心臓病の方、安定期以外の妊娠中、感染症を持っている方、授乳初期の方も、カウンセリングの段階でしっかり伝えましょう。
妊娠中アートメイクはできる?
クリニックによっては施術できない場合があります。
施術には塗布タイプの局所麻酔クリームを少量使用します。少量であれば影響ないという医師の判断のもと、①安定期に限って、②患者様のかかりつけの医師の承諾を得た方には通常の施術を行っている医療機関もあります。
ただクリニックによっては、妊娠中、痛みに敏感になる方であればストレスになる可能性もあり、施術をお断りしている医療機関もあるため、事前に行きたいクリニックへ確認しましょう。
アレルギーでもアートメイクはできる?
アレルギーの内容、度合いによりできない場合があります。
アレルギーにもよりますが、花粉症の症状が出ている場合、眉毛やリップの施術は問題ないですが、アイラインのアートメイクは断られる可能性があります。また、花粉症以外のアレルギーは染料にアレルギー(金属アレルギーなど)がある場合もあるため、施術前にパッチテストを受けることで安心材料の一つとなるでしょう。
アトピーでもアートメイクはできる?
アトピーでも施術できます。
アトピーに関しては、アートメイクを推奨する医療機関も多く、メイクが楽になったという方も多いです。アトピーの方の場合、お化粧がよれやすいなどのお悩みを持つ方も多いのでアートメイクにより解消されるケースもあります。
まつげエクステをしたままアイラインアートメイクはできる?
まつげエクステをしたままではできない場合があります。
まつげエクステが付いたままですと、アイラインの施術を受け付けていないクリニックが多いため、施術前に全て外していくことをお勧めします。また、施術後も一週間~一ヵ月程度空けていただくことが望ましいです。
施術前について
アートメイクをする前に準備することは?
普段通りのメイクをするだけで、特別な準備は必要ありません。
なるべく眉毛は生やし、剃っていく必要はありません。また、普段通りのメイクのまま来院することにより、好みの眉の形もわかるためメイクをしたままの来院をお勧めします。
但し、普段のメイクがよくわかる写真があればすっぴん・薄化粧のまま来院いただいても問題ございません。
眉毛のデザインや色はどうやって決める?
普段しているお化粧や骨格・筋肉の動きを見て、お客様の要望と黄金比などを組み合わせて提案してくれます。
ただし、今の流行りが永遠に続くわけではないので、自眉を活かし、細め・短めにするのがおすすめです。
色は、髪の毛の色や自眉の色に併せて調合したり、実際に肌に乗せて確認したり等、クリニックによってさまざまな方法で決まります。
施術後について
アートメイクはどれぐらいもつ?
個人差がありますが、早い方では半年~1年、長い方でも2~3年持続します。
約2~3年持続するアートメイクですが、ターンオーバーが早い方だと半年~1年で薄れてしまうことがあります。普段ピーリング効果のあるものを使用している方なども持続を短くしてしまいます。
2回目以降の施術はどれくらい期間を空けるべき?
1か月の間隔を空けましょう。
皮膚の再生が28日周期なので、1か月は空けるべきです。
施術後に注意することは何?
ピーリング効果の高い洗顔、マッサージ、当日の飲酒と激しい運動は避けましょう。
特に施術から一週間は乾燥や傷口に菌が入り込む可能性があるため、クリニックでもらった塗り薬などある場合はきちんと付けるようにしましょう。
アートメイクにもダウンタイムはある?
部位や個人差もありますが、最短で1日、最長で一週間ほどのダウンタイム期間があります。
アートメイクのダウンタイムとは赤みがなくなり、かさぶたが取れて回復した状態となりますが、施術部位や個人によってもダウンタイムの日数は異なります。
【眉毛】
眉毛ののアートメイクは赤みが続くことはないですが、色素定着までの1週間、特に翌日は色が濃く出ることがあります。(大体3~4日で落ち着き始めます。)
【唇】
唇のアートメイクは他の部位と違い腫れが生じることもあります。個人差もありますが、1週間ほど見ておくと良いでしょう。また、ヘルペスにかかりやすい方はヘルペスを発症するリスクもあるため、処方される抗生物質や軟膏でしっかりアフターケアを行い、心配であれば予め医師に相談し対応してもらうことをお勧めします。
【アイライン】
アイラインのアートメイクは泣いたときのように腫れる方もいますが、殆ど翌日には治まります。
どうしても痛みや腫れが気になる場合は、保冷剤などを使い冷やすこともおすすめです。